利尻

急行利尻
キハ480+キハ182+スハネフ14

 

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 第6回プラレールひろばinさっぽろ向けに制作。
元々急行利尻そのものはJR北海道スペシャルセットにて製品化されていましたが、おもちゃらしくスタンダード編成なので増結用に製品化されていないキハ480、キハ182(急行仕様)とスハネフ14のグレードアップ改造をしました。

 

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まずはキハ480の検証から

プラレールのキハ40は最初に立体化されたのがキハ400だったがために側面に機械室モールドがあるので削り落として窓を追加。片運転台車にするために部品取り車から後部の側面を移植してきます。

 

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切り出した部品を組み合わせてテープで仮止め。
妻面は種車を提供してくれた狂夜さんのアドバイスリゾートしらかみのものを移植。側面移植部分のドア横窓は大きさを調整しようか迷いましたが、完成させることを優先してそのまま仕上げることにしました。屋根上もクーラーの向きが製品と逆向きになるので分割して位置調整。

 

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客室の半分の窓は昔改造したキハ40の側面ジャンクパーツを埋め込んで再現。2つあるダクトは小さいほうを後部に移設し、空いたスペースには昔複製したスハフ12のものを挿入。

 

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反対側側面も改造内容は同じ。
こちら側の乗務員扉は製品のままだと位置が違うので実車に倣って移設改造を実施。小窓を1枚潰してその分前方に扉を移動させています。

 

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屋根は2両分切り継ぎして形成。
ベンチレーターが実車と同じ数が載ってる当たり精神状態ギリギリで作業していたことがうかがえます(笑)

 

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いつもなら完成した車体はそのまま塗装して仕上げるところですが、今回は数が欲しいので久しぶりのレジン複製を実施。

 

 

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出来上がった複製品。2回分ほどレジンの注入量が少なくて失敗しました。(写ってるシリコン型は違う車両のもの)

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拙いレジン複製技術では気泡が残ってしまうもの…。
黒瞬着を隙間や気泡に充填して成型していきます。

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続いてキハ182。こちらは名誉会長さんに複製してもらった中間車を使用。先例を参考にしながら窓を埋めて発電室のモールドを追加していきます。

 

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追加した4つのダクトのうち2つはコトブキヤのモールドを使用。
残り2つは完成後に細マジックで線を書いて妥協しようと思っていましたが、気付いたらクラフトナイフでモールドを掘っていました。

 

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スハネフ14は製品にもあるものの、製品のオハネフとは細部が異なるので手を加えていきます。顔はカニ24のものを移植し種車の貫通扉を挿入。側面は部品取りになっていたオロハネの通路側のものを移植。

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断面の成型後に12系からダクトを移植
…したのはいいんですが、どうやら実車はこのダクトを完全に埋めてるらしく完全に無駄な改造でした(泣)

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余裕をもって着工したはずなのに結局運転会ギリギリになっての仕上げ。急ピッチで塗装を進めていきます。キハ480は2両用意しました。

 

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運転会会場を走る利尻編成。この後パシフィックさんに頼んでいたステッカーを貼って完成しました。

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デビューとなったさっぽろ運転会では早速いろんな人たちの気動車と混結され遊ばれてました(笑)