マニ30

  現金輸送車マニ30





暁氏の改造したマニ30なんですが、落成後の度重なる運転会での活躍により製作者曰く老朽化が進行したため、修繕と更新を兼ねて中央工へ入場しました。





入場直前の姿。(暁氏のブログより)
貫通扉が紛失してます(笑)




改修の手始めにクーラー撤去後の屋根に使用されていた0.3mmプラ板を1mmプラ板に交換。歪みを修正と同時に強度を確保。




凹凸だらけだった側面を紙やすりで研磨。原型のドアをそのまま流用していた荷物用扉は横幅を拡張。各部の窓の形状・サイズを修正し、ドア横の窓を1枚追加。





荷物室側の妻面はのっぺらぼうなのでプラ板を重ねて実車同様ののっぺら顔にします(笑)
プラ板の分割面と本当の傾斜のエッジ部分は一致してません(((




反対側は同じような折妻にしますが、こちらは貫通扉と後方監視窓があるためプラ板で追加。貫通扉はリューターとナイフで掘り下げ、紙やすりで整えました。





表面処理のために全体にパテ盛り。車掌室横の乗務員扉は在庫のジャンクから切り出して埋め込み。妻面両サイドにプラ棒で雨樋を追加し、上の写真で切り出しておいた貫通幌を接着。テールライトはコトブキヤのノズルを使用。




研磨後に屋根上機材を追加。クーラーとベンチレータを元の状態から実車同様の配置に変更し、不足した1個は在庫部品を使用。写真には写っていませんが、車体を台車に固定する柱をジャンク部品から流用して追加しています。




完成直後の様子。
連結器部分の切り抜きは前後ともにオス・メス双方対応の形状としました。




2012年1月4日未明、中央工から暁メンテック茨木工場へ回送されました。




出場後は改修前同様各地のイベントでさまざまな機関車に牽かれ大活躍を見せています。


2012/8/19 追記



前位




後位