真鍮風C62

 

C62 真鍮模型風

 

 

事のきっかけは消耗品の買い出し中に見つけた”スターブライトゴールド(真鍮色)“という塗料。

真鍮といえばHOゲージなど精巧なスケールモデルには現在において使われている素材であり、模型誌でも無塗装の完成見本として掲載されてるのを度々目にしますね。近年のプラレールにおける蒸気機関車は格段にディテールが向上しており、この真鍮色を使えばブラスキットのような重厚感を出せるのでは?と製作に着手しました。

 

とはいえやることは塗装のみ。同時製作だった蒸気車雛形共々スターブライトゴールドを吹き付けます。

種車のC62は制作に賛同してくれたぺこり氏より無償で提供してもらいました。

 

真鍮キットとは言えそのすべてに真鍮が使われているとも限らず、細かな部材にはホワイトメタルやプラスチックが使用されているためその点も意識して色差しを追加していきます。

 

ドームやシリンダーブロックなど追加部品はホワイトメタルを意識し銀色に。動輪はプラスチックのままなので製品の物をそのまま使用。車体側についている第2動輪のレリーフもマスキングして黒いまま残しました。

 

テンダーも同様に石炭部分は成型色のまま。重油タンクと台車レリーフは銀色に筆塗り。四隅のエッジ部分はハンダで接合した後という設定です。

 

デビューとなった府中運転会では増設されたHOゲージゾーンに鎮座。
ちびっこからはただの金ぴかの機関車ですが、わかる人が見れば思わずニヤッとしてしまうような車両に仕上がったと思います(自画自賛)