キハ400利尻

キハ400 急行利尻

 

第7回プラレールひろばinさっぽろ向けに制作。

4年前に作った利尻編成をさらに完璧にすべくキハ400を2両と増結用の一般形キハ40を1両製作しました。

 

 

キハ400

実車のキハ400形は宗谷急行の気動車化に合わせ、キハ40形100番台をベースに高出力エンジンへの換装やリクライニングシートへの変更など数々のアコモーション改造を受け急行列車用に仕立て上げられた車両です。

プラレールのキハ40形はこのキハ400形スタイルが初の製品化でした。原形車には無いクーラーや機械室側面のダクトなど特徴をこれでもかと詰め込んだ素晴らしい製品だったのですが、惜しむらくは片面だけ作った3Dデーターを反転コピーしたままになっていた反対側の形状が間違っていることと、屋根分割があるにもかかわらず他地区の車両には無いはずのクーラーが載ったまま色変え製品が出てしまったことでしょうか。

 

今回の改造では自家製ガレージキットをベースに製品と同じキハ400型に復元するという一見意味不明な改造をしています。とはいえ元製品が間違っていた部分は修正できたのでまずは目標クリアといったところでしょうか。ステッカー類は4年前の余りをそのまま使いました。
背景は砂川駅です。砂川…お前、嘘だよな…?

 

改造初期

レジン複製したキハ40に別途複製しておいたクーラーと側面を装着します。

 

上記パーツを組み込んだ状態。元製品と同じ形態なので当然ながら違和感なく収まってくれました。機械室はこちら側にしかないので埋め込みは片面で終了。

 

側面を置き換えたことで余った小窓は反対側に移植。側面ステッカーを貼るスペースを確保しました。

 

4年前に作ったキハ480,キハ182,スハネフ14を連結。製品交じりだった利尻編成を全車を改造車に置き換えることができました。
塗料が違うこともあって色味がややあってないので過去作は塗りなおしたいところ。

 

増結用 キハ40-150

外観は自家製ガレージキットを塗っただけの一般形。
実車の150番は1両だけキハ400と同様に高出力エンジンに換装し増結用兼予備車になっていた車両です。

 

ヘッドマークプラ板にシール張り。車体には両面テープでつけているだけなので簡単に脱着できます。寝台車を外せば昼間の宗谷急行に早変わり。他の制作者の車両を増結して遊んでも楽しい一作に仕上がりました。