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大井川の電車を作ろう!! …と考えていたのはかれこれ小学生の頃の自分。あれから10年の月日が流れ、ようやく手にした技術によってプラスチック製の正式仕様を完成させました。
種車は211系です。




実車とツーショット!!(笑)







側面・屋根上等不要なものを全て削り落とし、屋根上はクーラーを撤去した跡をプラ板で埋めてあります。側面は溝を埋め、中央部の窓は新たに開けました。
ドアはプラ板で一枚原型を製作し、複製して枚数を揃えています。
顔も1㎜プラ板から自作し、0.3㎜プラ板で窓枠も追加。おでこは蓄積からの削り出しです。ヘッドライトは東海急行の複製品から。テールライトは205系のジャンクを流用しています。




1両目 クハ512

実車では千頭方に連結されていた車両です。
今回はこちらが動力車となっています。




2両目 モハ312

金谷方の相棒です。パンタグラフは複製品を黒く塗装して載せています。
こちらは増結対応になっており、こだまさんの421Fや今後製作予定の車両を併結可能です。




25年4月7日 各務原にて


追記




その後、201系パンタ付き中間車製作時に残ったドア開閉中間車の車体と後尾車の屋根を使ってこの編成の中間車としてかつて連結されていたサハ1426を作ることに。
側面のモールドを始め、クーラーなども全て取っ払い納得がいくまでヤスリ掛けします(笑)





いろいろあって途中の様子は撮り忘れましたが(爆)
こちらは大体出来上がってきた頃の様子です。
白い部分がプラ板・プラ棒を追加した箇所ですのでどのように加工したか大体分かると思います。

種車のドア開閉機構を生かしたギミック付き車両とする予定でした。





しかし、いざ車体を組み立てて動作確認してみると、ドアの開閉幅がぜんぜん足りず・・・。
どうにか動かしてやろうと一部を削ってみたり開閉ボタンにスペーサーを付けてみたりあれこれいじってみたのですが、結局加工中に開閉ボタンに付けたスペーサーがテスト中に取れてしまい意気消沈。

バネによるギミックは諦め、スライドさせるだけにしました。





ドアを開いた状態。
屋根上に設けたレバーをスライドさせることにより一緒にドアもスライドするだけの簡単な仕組みです。






こうして完成した姿がこちらです。
ベンチレーターはプラ電車から複製して搭載。5個載せればよかったかも(今更)





2013年8月の第6回プラレールひろばinちゅうおうにてデビュー。
その後開催された静清祭でも展示線での走行を果たしました。
プラレール的には3両編成でちょうどいいので、実車のようにお座敷客車に改造されることはないでしょう、ええ(笑)