熊野花火臨

 

キハ40・48 熊野花火臨

 

2014年の熊野花火大会に合わせて運転された臨時列車、熊野花火臨を製作しました。
美濃太田区、伊勢区に籍を置いていたキハ40・48形のうち気動車一般塗装を纏う5両が1日限りのスペシャル編成を組んだ列車でした。

自家製ガレージキットのキハ40・キハ48をベースに小改造を加え竣工しました。

 

キハ48 3812

美濃太田所属のトイレ付キハ48
改造内容は東北色と同じく複製に失敗したキハ40から水タンクを移設。窓一つ分を潰してトイレ部分の明り取り窓を設置。

 

キハ48 6812

美濃太田所属のトイレ無しキハ48
スイッチ穴を塞ぎ、フックを切り落として中間車仕様にしました。
編成中唯一の完全な無動力車です。

 

 

キハ40 6309

美濃太田所属のキハ40
編成を組むにあたり製品とは逆向きのトイレ側を後ろに来るように仕上げています。

 

台車はジャンク品のでんしゃ台車の前部にトーマスシリーズの家畜車から連結器受けを移植。動力ユニットの代わりに無動力用オプションパーツを複製したものを装着しています。台車を振り替えれば自走させることも可能。

 

キハ40 3005

伊勢区所属のキハ40のうち3000番台は211系5000番台と同じ分散クーラーを載せているのが外観上の特徴です。

 

プラレールでは371系が同型のクーラーを載せているため371系の譲渡後の姿である富士山ビュートレインからクーラーを切り取って移植。この手のクーラーは向かい合わせに設置されることが多いですが、キハ40は両方とも同じ向きに載せられています。
この車両も無動力ながら台車交換で単独走行可能な仕様にしていますが、こちらはのせかえシャーシ対応仕様にしています。台車はやまぐち号のオハフ13の物を流用しました。

 

キハ48 6502

伊勢区所属のトイレ無しキハ48

改造内容は上記の6812号とほぼ同じですが、どうせならこちらも先頭にして走行できるように動力車仕様とし、動力はでんしゃ台車ではなくのせかえシャーシ対応としました。

 

妻面底部にシャーシの突起を引っ掛ける穴をあけています。

車体色はクリーム色がミスターカラーレドーム。オレンジ色は自家調合です。

 

5両をすべて連結すれば熊野花火臨編成の完成!!

2023年の各務原運転会でデビューしこのまま走らせるつもりでしたが、3812号の動力がまさかの不調。おまけ程度に新メカ対応にしていた6502号を先頭に走らせることで何とか難を逃れました。

 


やは氏制作の東海色と集合写真