14系客車
余り物からの復活車、14系!!
元をただせばこの車両、113系製作で発生した165系の車体です。
これらをを消化するために、14系として竣工。
まずは1号車 スハフ14
東海急行後尾車から改造。お顔は12系をエポキシパテで複製したものを使用。12系として改造したものを再改造しました。
2号車 オハ14
東海急行後尾車から。
オリジナル形式に改造されていたものを再改造。
後尾車から製作したので後ろ側の妻板はプラ板で製作し、台車は中間車用ものもがなかったのででんしゃ台車(205系などのタイプ)を短縮して使用しています。
3号車 オハ14
こちらはちゃんとした中間車から改造。
12系中間車になっていたものを再改造しました。
パンタ撤去は12系化改造の時に行っていたので、今回の改造は側面の加工が中心です。
4・5号車 オハ14
誠意製作中!
6号車 オハフ15
東海急行先頭車から改造。
台車まやまぐち号のオハフ13から流用し、こちらのお顔はベースの東海急行の物を加工して利用。
後部標識はプラ板・プラ棒にて製作。
12系用に製作したものと同じく脱着可能です。
改修記
加工中の様子。
1号車の改造前の姿。
JR北海道の14系をイメージした茶色で、12系から複製したクーラーとお顔を装備していました。
6号車の本格改造前の姿。
本当は「お座敷客車みやび」にするはずでしたが、「みやび」は他の方が完成させられたので路線変更し、座席車になりました。
当初は写真のように4枚窓で作る予定でしたが、路線変更と共に元の製品と同じ窓割にもどし、現在の3枚窓になりました。
ドア付近
通常のドアではサマにならないので、彫刻等でモールド最低部まで削り、0.5mmプラ板で両サイドをかさ増し。
折り戸は2mm角棒を入れた後、Pカッターで筋掘りを入れています。
お顔を切り取って短くなった分は、プラ板の蓄積で延長しています。
さらに、同厚のプラ板を3枚重ねて製品版12系のようにドアを延長。
延長部分も同じようにPカッターで筋彫りを追加しています。
窓周り
鞘凪美影さんの「みやび」を参考に、2mm角棒を入れて大きさを調整。
この写真の車両は、いったん窓割を切り取っていたため、長さを調整して表裏逆に取り付けています。
また、周囲の不要な溝も埋めておきます。
こちらの車両はまとめて長いプラ棒を入れるのではなく、各窓ごとの長さに切りだしたものを使用しています。
スハフのトイレ付近は、スハフ42などと同じように左右を切り出したのち、左右のパーツを逆に接着しています。
こうすることで、トイレ部分のスペースを捻出できるのです。
屋根上
製品の12系や実車の写真を参考にモールを類を追加。
クーラーは40周年号から複製したものを載せたほか、ベンチレータはプラ板の蓄積です。
一部の車両では、ベンチレータにプラ棒を使用しています。
比較
どうでしょうか。
窓割やドアの位置こそ変わっていませんが、それなりに変化はあると思います。
塗装
塗装は今回3色のみ。
屋台メインの青は、インディブルーを若干暗めに調合したものを使用。屋根はライトグレーを使い、色差しに銀を使いました。
帯には写真用紙を細く切り出したものを使用。
貼り付けには骨が折れました(^^;
最後にもう一度比較。
種車の面影は多少分かると思います。
食堂車 オシ14
個別記事から引っ越しに合わせて内容を統合しました。
某氏から「リバイバルつばめやりたいからオシ14もよろしく~」という圧力をかけられ製作しました。
車体側面はプラ板から製作。0.3mm+1mmでそこそこ厚めにしています。
モールドはPカッターとペンスクレーパーです。
厨房のトイレ窓はリューターでフライスしたあとドリルであけました。
屋根は運転会までに製作している時間がなかったためオハネフのものを2両分切り継ぎ。
クーラーはこれまた複製している時間がなかったため余剰在庫だったフラノ中間車から移植します。
ついでに側板も寸法が足りなかったので若干延長。
側板を切り出して成型後に妻面と合わせて仮組み。
このまま塗装して仕上げ用とも思いましたがどうもしっくりこない・・・
というわけで1mmプラ棒を2本ずつ並べて帯モールドを追加。
より“プラレールのブルートレイン”っぽくなりました(笑)
厨房部分のサッシを追加後に車体を青で塗装。
インディブルーを使ったつもりが、どうやらSLくん2013の残った塗料を使ってしまったようです。
このあと屋根をグレーで、帯をグランプリホワイト、サッシを銀で色挿しして出来上がりです。
完成後は依頼主である某氏のEF58-61と我が家の14系普通車とでリバイバルつばめ編成を組みました。
落成時の車輪は黄色でしたが、各務原に持ち込んだ際は普通車に合わせてグレーに振りかえました。
やっぱり色が合ってない(笑)