1001F

大井川鉄道 1000系
モハ1001+クハ2001

 

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この電車との初めての出会いは実車の廃車後。なんの予備知識もないまま大代川の土手を歩いていた時に大代側線を偶然発見したのがきっかけでした。側線末端部に押し込まれた同車からは生気が感じられず、前照灯も電球が引き抜かれかなり不気味だったことをよく覚えています。

第14回プラレールひろばinちゅうおう向けに製作。
新作無しのまま運転会を迎えるのはさすがにマズいと感じ、突貫で作れる2両編成のこの車両を選択しました。

 

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種車は毎度おなじみ205/211系などの通勤電車タイプ。

不要なモールド、クーラーなどをすべて切り落とします。

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続いて車体にプラ板を貼ったところ。基本的な改造手順や内容は113系と変わりません。隙間などは黒瞬着を充填し硬化促進剤で一気に固めます。

 

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接合面をヤスリで整えて1回目のサフ

次々と傷が明らかになるので再度の瞬着充填と瓶サフを厚く盛って傷を埋めていきます。

 

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顔面は312Fを作った時の記録を参考に鼻筋が通った湘南顔を形成。プラ板で窓枠を追加していきます。

 

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仕上げ前の2回目のサフ

側面窓はナイフで穴をあけた後やすりで形状修正。乗務員扉窓には段落ちモールドを追加し、雨どいやサッシ、パンタ台など各種プラ材で追加しました。

ライトはコトブキヤの丸ノズルとリベットを使用。

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本塗装完了後の姿。ベンチレーターはぺこり氏から提供してもらった新規103系の複製品を使用。このあと色差しを行いパンタグラフヘッドマークシールを貼れば完成です。

 

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デビューとなった第14回プラレールひろばinちゅうおうでは参加者が持ち寄った車両とコラボ。2000年代初頭に活躍した形式がほぼ出揃いました。

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出番こそ少ないものの大鉄電車コラボでは欠かせない一員になりました。