公開中の車両
☆注意!!☆
プラレールはもともと改造を考慮されていないため、メーカーは改造を推奨しておりません。手を入れてしまうと無償修理などのメーカー保証を受けられなくなります。
改造されて加工中のケガなど被害を被った場合でも当方では一切責任を負いませんのでご注意ください。改造をされる際は自己責任でお願いいたします。あくまでも趣味の領域である事をお忘れなく。

実車を自身で撮影してるのものに関しては写真を追加しました。
09/11/15 追記:
表示形式を変更しました。
各分類ごと、上が新しい方です。
teacupブログのサービス終了に伴い、全記事のブログへの引っ越しを行いました。
最新更新内容
2025/5/25
・0系1000番台を公開
・ED31 4を公開
※準備中ページはただ今執筆中です。
マニ30
※暁さん所有改造車両代理修繕
14系客車 オシ14の記事を統合
200系新幹線 K編成※塗替えのみ
E3系新幹線(準備中)
E259系(準備中)
~シリーズ東京口~
0系1000番台 NEW!!
????![]()
ED31 4 NEW!!
海外鉄道
プラレールオリジナル
近郊でんしゃ
●外部サイトにて公開中
新メカ化
未分類
小改造集
製作中
キヤ191 仮公開
EF65 0番台
カニ24 100番台 出雲へ転用
フリーランス蒸気機関車
技術応用
211系などの顔の外し方
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ED314
大井川鐵道 ED314

2025年3月、検査により化粧直しが行われた大井川鐵道の元西武E34はまさかの姿で出場。往年のブルートレイン牽引機と同じ青とクリームのツートンカラーに塗られ、ナンバーもE34改めE31 4と元の形式は残しつつも国鉄期の附番法則に則った切り抜き文字が配されるなど話題を呼びました。塗装変更に関して賛否はあるものの、正面から見た時の印象はブルートレインそのもの。入線後運用に向けて作業が始まった頃からささやかれていた塗装変更は7年越しに実現となりました。個人的には結構好きです。

補機運用がメインながら2025年現在の運用形態はSLとのプッシュプルになるため必然的に復路では先頭に立つためその勇姿を拝めるチャンスも多く設定されています。
特に復路では同じく青塗装のスハフ43が連結されるよう組成されているため遠くから見るその姿は本当にブルートレインのよう。

まずは種車。1両100円という破格で売られていたカシオペア塗装のEF81を使用。倉庫で数年寝かしていたものを引き上げてきました。

まぁ100円には100円なりの理由が…
とはいえ今回必要なのは車体のみで、この足回りは一切使わないので何ら問題はありません。ボディ100円ってだけでも十分破格ですね。
作業に移る前に恒例の検証タイム。
既存の完成品にマスキングテープをはってデフォルメのバランスを確認します。実は実車がほぼプラレールサイズなので種車を切り詰めずそのまま使えばファインスケールに近い仕上がりで作れるのですが、そうなると客車と連結した時の整合性やバランス面でも実車のショーティー感を出せないので今回も短縮することにします。
採光窓を2枚にして大胆にレイアウトを変更してしまうことも考えましたが…

検証もそこそこに入刀。
長さは前作と同じ長さにそろえています。当初側面のエアフィルターはすべて削り落とすつもりでしたが、1か所削ったところで別の改造に流用することを思いついたので予定を変更して丸鋸を使って摘出。摘出後に長さを詰めて見覚えのあるシルエットになってきました。

側面の大穴や運転室扉の窓、車体裾にプラ板を張って成型。そのほか不要なモールド類はすべて削り落とします。
長年生産が続いていた金型を使っているだけあって結構ヒケや膨らんでいるところが多かったのでこちらも平滑になるよう削ってます。

さらに加工が進んだ様子。エアフィルターは今回も気合で手彫りです(笑)
この時点ではまだ窓の大きさで悩んでますね

加工中の様子は撮り忘れましたがハシゴ部分は1段掘り下げ、扉横の手すりは筋掘りを入れることで再現しました。ドアの上部も種車ではRがついているのですが、本形式にはRがないので平刀で削ってます。

最終的に窓は4枚構成で決定。
前作では採光窓が正方形に近い大きさになってしまいバランスが悪かったのですが、今回は機械室寸法を左右に少しだけ伸ばし、さらに採光窓の上下寸法も少しだけ細くして長方形の窓になるようにしました。

側面が一段落したところで手つかずのままだった顔周りを加工。
プラ板とモールドパーツを駆使して雨どいやライトケース、スカート周りを作っていきます。連結器は運転会でもらったレジン複製品を活用。窓下の手すりは時間がなかったので延長せず種車のままです。ギリギリまで残しておいた前面の通風孔は結局位置が合わなかったので活用はあきらめて切削。この時点ではまだ原型のE31です。

飾り帯とナンバーの位置確認。これだけでもだいぶ印象が変わりますね。通風孔もプラ板にスジボリを入れ新たに設けました。実車の通風孔は精巧なシールによるダミーなのですが、付き合いの長いフォロワーさんのNゲージ作例をリスペクトして立体モールドとしました。

しかしまぁサフを吹いてみると傷やら段差やら出てくる出てくる…
この時点ですでに運転会まで1週間を切っている状況。目立つところだけ修正して塗装に入りました。

メイン部分の塗装はMr.カラーを使用。クリームはレドーム色、青はフタロニシアンブルーです。

ここまで塗ったところで窓周りの色差しに使うグレーを使い切っていたことに気づきます(爆)
慌てて深夜まで塗料を売っている店に駆け込みますが…お目当てのガイアカラーの棚はスカスカでやむなくMr.カラーのガルグレーを選択。品揃えの悪さに悪態をつきつつ100円ジャンクカゴに入っていたスハフ12共々清算を済ませてとんぼ返りです。

今回はクリーム→青→グレー→黒の順に塗装。
めくりの儀を済ませ各所にレタッチと色差しを加えれば大代側線出場時の仕様に。

最後にヒゲを100均で買った銀のラッピングテープで作り、ナンバーはHOゲージ用の金属インレタを使用。この時点で深夜0時半。出発5時間前のギリギリに完成しました。

完成した車体はさっそく運転会会場であるルミエール府中へ。
25年5月の第13回鉄道模型広場では初めてブース担当となったため思う存分に専用レイアウトを展開しました。早速実車と同じC10とプッシュプル編成を組みます。

ヘッドマークを借りてきて装着!
飾り帯とナンバーが反射していい感じです。さすがに客車7両での安定走行は難しかったので公開時間中は客車を4両程度に減らして走行してました。

実機ともツーショット
0系1000番台
0系新幹線1000番台

プラレールの0系新幹線は非常に多くのバリエーションがあり、実車が引退してもなお約10年おきに新しい金型が起こされているといっても過言ではないでしょう。
そんな0系新幹線のプラレールですが、意外にも1000番台は立体化に恵まれず製品になってなかったので作ることにしました。
そもそも0系新幹線はバリエーションが多すぎてここではその多くを語りきることはできませんが、大きく分けると3形態に分けることができます。
基本形態の大窓車0番台、小窓に変更された1000番台、200系新幹線新造に合わせてシートピッチを200系と揃えた中窓車の2000番台です。
プラレールでは大窓の0番台は言わずもがな。2000番台は2000年のカメラ付きドクターイエローで初めて型が起こされ、その後金型改修を経て正式に製品化。2014年には0番台が完全新規で金型が起こされ細部までこだわりぬいた造形が当時話題を呼びました。
そう、プラレールにおいては0番台と2000番台の2形態のみが存在しており1000番台は製品化されていないのです。
いや、製品化されていないと言うと語弊がありますね。一つだけ製品に存在する形態があります。
それは、現行品の922形ドクターイエロー。
実車の引退から10年以上が経過した2014年に突如製品のリニューアルが発表され、これまでのライト付ひかり号の色変えから新規金型製品に大躍進。大部分は同年の0系0番台と共通なものの、元の造形の良さはそのままに窓が少ない側面は新たに金型が起こされこちらも製品化当初は話題を呼びました。
実はこのT3編成、0系1000番台と同じ27次車と同時発注で製造されているため基本的な部分が1000番台仕様で作られています。そしてご丁寧にプラレールの本製品でも窓寸法は先に製品化されていた2000番台車よりもわずかに小さい姿を再現していたため、これが種車選定の決定打になりました。

まずは先頭車。種車にはドアが1か所しかないため部品取りとなる別の先頭車からドアと窓を移植してきます。この時点で部品コスパが悪いのは目に見えてますね(笑)
そのため少し安価になる動作不良車だったり塗装が剥げた状態不良車を中古でかき集めておきました。先頭部の自動分割併合装置の窪みは黒瞬着で埋めておきます。
続いて後尾車。側面を切り継ぐこと自体は先頭車と同じですがこの車両にはドアがありません。そのため部品取りの先頭車2両から前後二か所分のドアを移植。この形式で一番コスパが悪い車両です。

部品移植が終わった姿。ボンネット側面のパーティングラインも一緒に削っておきます。

中間車。パンタとトイレの有無で25型と26型の2形態があるため両方製作。どちらも中間車をニコイチで作っています。

パンタ付きの25型
こちら側には窓が2枚しかないため足りない分7枚を部品取りから移植。中間車1両潰すだけでは足りなかったのでもう一両の26型の側面入れ替えで余った窓を1枚流用しました。合計9枚の小窓が並ぶ1000番台らしい外見になりますね。

反対側は窓が6枚あるものの機材搬入口があるのでこれも埋めておきます。

パンタが載らない26型は部品取り車の屋根を移植し不要なモールドを撤去。
側面の窓とドア移植は25型と同様ですがトイレがある区画は先頭車から移植してます。
冷静に考えれば両先頭者はわざわざ作らなくてもこの2両を複製して側面を移植すればよかったですね。

サフを吹てみれば傷やらへこみやら出てくる出てくる…
一つ一つ瓶サフを盛って傷を埋めていきます。

複製前提で製作を進めていたものの例に漏れず運転会までギリギリになってしまったので複製は諦めて塗装し完成させることに。

ガイアカラーの白とMr.カラーのフタロニシアンブルーです。

完成した4両に加え増結用として変色していた2000番台中間車4両も一緒に塗り替えて編成を組ませることにしました。

完成した4両

上段が今回製作した1000番台。下段は無改造の2000番台です。
並べて比較してみれば違いが判ると思います。

スペーシア雅

2023年2月に開催された北本運転会のテーマが東武鉄道ということで製作
…と、いうよりは前々から僕の名前と引っ掛けて『作ってください(嘲笑)』と散々煽り散らかされたためこれ以上煽られないように(?)作ることにしました。
実車と同じ6両編成にするため先例を参考に中間車3両を追加し、先頭車は後尾車をベースに新メカ対応としました。製品中間車のモハ100-4形と後尾車モハ100-1形は無改造のまま塗装変更のみです。

まずは中間車。製品は売店付きのモハ100-4形がベースなので売店スペースを後尾車の側面に置き換え。

同じものを2両分作り片方は方向転換。それぞれモハ100‐2形とモハ100-5形になります。

パンタなし中間車のモハ100-3形は後尾車と部品取り先頭車をニコイチ。
単純な輪切り接合だと形状が合わなくなるので部材ごと切り出して調整しながら組み合わせてます。

先頭車(モハ100-6)は製品の後尾車をベースにのせかえシャーシ対応に改造。連結器の切り欠き形状を変更しシャーシを引っ掛ける穴を追加。製品のままだと裾の長さが足りないのでプラ板で延長しています。

とはいえスイッチ穴をあけただけでは高さが中間車と合わなくなってしまうので切り欠きは大きめにしてシャーシのスイッチ回りの突起を逃がすようにアレンジ。
IRシャーシ対応のつもりでしたがそもそもIRシャーシは一部形状が違うため入りませんでした(爆)

塗料はいずれもガイアカラーを使用。特徴的なメタリックな紫色はプライマリーメタリックカラーの青と赤を混色。やや青が多めのほうが理想的な色味になるようです。塗分け位置は製品の塗分けに準拠。

塗装は黒(窓回り)→青→紫→白→シルバーの順で吹き付けました。

モハ100-6形

モハ100-5形

モハ100-4形

モハ100‐3形
本来は売店区画に大きなロゴが入るんですが今回は省略。改造なしで塗り替えのみ。

モハ100-2形

モハ100-1形
改造なしで塗り替えのみ

北本運転会では体育館いっぱいに広げられたレイアウトの浅草から鬼怒川温泉、または新宿から日光へと走り抜けました。
サプライズのつもりだったので公開当日まで誰にも明かさずこっそり製作を進め、公開中のスタッフが動き回るどさくさに紛れてレイアウトに放流。持ってくることを誰も予想していなかったようでドッキリ大成功でした。

南栗橋車庫では各種カラーが揃い踏み。まさかの粋カラーだけありません(笑)
熊野花火臨
キハ40・48 熊野花火臨

2014年の熊野花火大会に合わせて運転された臨時列車、熊野花火臨を製作しました。
美濃太田区、伊勢区に籍を置いていたキハ40・48形のうち気動車一般塗装を纏う5両が1日限りのスペシャル編成を組んだ列車でした。
自家製ガレージキットのキハ40・キハ48をベースに小改造を加え竣工しました。

キハ48 3812
美濃太田所属のトイレ付キハ48
改造内容は東北色と同じく複製に失敗したキハ40から水タンクを移設。窓一つ分を潰してトイレ部分の明り取り窓を設置。

キハ48 6812
美濃太田所属のトイレ無しキハ48
スイッチ穴を塞ぎ、フックを切り落として中間車仕様にしました。
編成中唯一の完全な無動力車です。

キハ40 6309
美濃太田所属のキハ40
編成を組むにあたり製品とは逆向きのトイレ側を後ろに来るように仕上げています。

台車はジャンク品のでんしゃ台車の前部にトーマスシリーズの家畜車から連結器受けを移植。動力ユニットの代わりに無動力用オプションパーツを複製したものを装着しています。台車を振り替えれば自走させることも可能。

キハ40 3005
伊勢区所属のキハ40のうち3000番台は211系5000番台と同じ分散クーラーを載せているのが外観上の特徴です。

プラレールでは371系が同型のクーラーを載せているため371系の譲渡後の姿である富士山ビュートレインからクーラーを切り取って移植。この手のクーラーは向かい合わせに設置されることが多いですが、キハ40は両方とも同じ向きに載せられています。
この車両も無動力ながら台車交換で単独走行可能な仕様にしていますが、こちらはのせかえシャーシ対応仕様にしています。台車はやまぐち号のオハフ13の物を流用しました。

キハ48 6502
伊勢区所属のトイレ無しキハ48
改造内容は上記の6812号とほぼ同じですが、どうせならこちらも先頭にして走行できるように動力車仕様とし、動力はでんしゃ台車ではなくのせかえシャーシ対応としました。

妻面底部にシャーシの突起を引っ掛ける穴をあけています。
車体色はクリーム色がミスターカラーのレドーム。オレンジ色は自家調合です。

5両をすべて連結すれば熊野花火臨編成の完成!!
2023年の各務原運転会でデビューしこのまま走らせるつもりでしたが、3812号の動力がまさかの不調。おまけ程度に新メカ対応にしていた6502号を先頭に走らせることで何とか難を逃れました。

やは氏制作の東海色と集合写真
E31

着工してから長らく放置していた仕掛け品を仕上げました。

新金谷有料撮影会

数少ないE33の営業運転シーン。残念ながらE33は2度目の検査を受けることなく活躍が終わり現在は部品取りだそうです。

種車は別の車両に足回りを供出したトワイライトカラーのEF81。
輪切りにして長さを詰め、側面はモールドをすべて削り落とします。車体裾もプラ板で延長し実車の短足感を再現。

モールド付け作業
雨樋や採光窓はプラ板を瞬間接着剤で貼り付け。エアフィルターは気合と根性で手彫りしました。

一通り部品取り付けが終わった状態。
実車のちんまり感が出たでしょうか。

屋根上はプラ板で適当にモールド付け。避雷針はパンタグラフの複製物から関節部分を切り取って利用。

有料撮影会にて親子写真

府中市郷土の森博物館にて101系の配給を行うシーン
次位のE31は他の制作者様の物
レイルジェット&タウルス

2021年秋の府中運転会向けに制作。
この回のテーマが「海外鉄道」ということで、府中市と姉妹都市提携を結んでいるオーストリアのウィーン市を走っているレイルジェットを製作しました。
初めての海外型の制作でしたので完全に手探りでしたが、仲間の手助けもあって何とか形になりました。

レイルジェットとは、オーストリア連邦鉄道で活躍している高速旅客列車です。オーストリアを中心に周辺国へ乗り入れる国際列車も担っています。動力は編成端に連結した機関車が担い、反対側には機関車と同様の運転台が付いた制御客車を連結しているペンデルツーク方式を採用。折り返し駅での機回しを省略し、時には機関車を中間に挟んだ2編成併結運転も行われるようです。
赤基調のスタンダードなオーストリア編成とチェコ鉄道が所有する青基調の編成の2編成を製作。

今回も数を稼ぐため機関車・客車共に原形を1つ製作してレジン複製しています。
さすがに7両の客車すべてにモールドを掘るような気力がなかったので客車の側面はシール張りとしました。側面には窓にまでかかる大きなロゴが目につきますが、近年実車は更新が進んでロゴマークは小さなものに変わっているようです。他に識別用のステッカーや塗装など細部の変化が多岐にわたりとても再現しきれないため、ざっくり『これはレイルジェットだ』と認識できる程度の仕上がりとしました。

列車の牽引役となるユーロスプリンター、通称”タウルス”
タウルスの中にもオーストリア国内線用の1電源対応車1016形、隣国への乗り入れに対応した2電源対応の1116形、交流2電源に加え直流電源にも対応した3電源対応型の1216形とバリエーションがありその中でもチェコ編成でも使用されているためほかの色にも使い回しが利く1216形をチョイス。本当はもっと肩部分にたくさんのモールドがあるのですが今回はサクッと省略しました。

レイルジェットカラー
客車と同じカラーリングを纏う専用機。バッファーを含むスカート部分はネジ留めなので連結器付きのスカートに交換することもできます。(作ってないけど)
塗装は客車に合わせた装いを纏いますが、実車は運用の都合で時折向きが変わるそうです。

チェコ鉄道レイルジェットカラー
チェコ鉄道所属車は青を基調としたカラーリングを纏いますが、レールジェット専用機は客車と同じようなストライプが入ります。
他のレイルジェット牽引機同様時に折向きが変わるほか、客車との組み合わせが変わることもしばし。トワイライトカラーのEF81が日本海を牽引する姿を思い浮かべてもらえばわかりやすいかと思います。

オーストリア連邦鉄道ノーマルカラー
タウルスの標準カラー。レールジェット牽引機とは色味が違う明るい赤です。隣国へ乗り入れる大半の列車に充当されるほかレイルジェットの牽引ももちろん行います。

オリジナル 北斗星カラー (?)
21年秋の府中運転会にはもう一つ、「青函連絡」という2大テーマを掲げての運転会でした。2つのテーマを両方クリアするために『海外鉄道』の車両に『青函連絡』を連想させるカラーリングを施すことにしました。
余談ですが1216形は直流/交流2電源の3電源対応。北斗星を牽引していたEF510も直流/交流2電源の3電源対応。ものは考えようですが両者には3電源対応という共通点があります。EF81のような赤2号+流星マークにするか悩みましたが最終的にEF510と同じ青い車体に流れ星を描いた仕様にしました。

上野から一路青森を目指す北斗星(?)
元の連結器モールドとバッファーを削り落とし自連に変更しています。
タウルス製作前
えちごやさんの作例(1016形)を参考にEF210をベースにします。

まずは削る。
とにかく削る

足りない部分にプラ板を貼ってかさ増し。1mmプラ板を根性で曲げてから瞬間接着剤で貼り付けます。

ドアも埋めてさらに削ります。
100均の目の粗い棒ヤスリが大活躍です。

側面モールドをさらに埋め、屋根を1mmプラ板に置き換え。運転席上の肩部分もプラ板で段差表現を追加します。

鉛筆で下書きしたところにPカッターでスジ彫り。運転席側面の窓だけは1段掘り下げました。
バッファーを含むスカートはプラ板から製作し車体裾もプラ板を貼って車体側と均一化。1mmほど切り落として全体のバランスに変化を付けました。

特徴的なパンタグラフもプラ板から自作。パンタグラフ先端がかかる屋根も三日月形に成型し直します。

瓶サフを筆塗りして傷確認。
スカートとパンタグラフは1つだけ製作し複製で数を揃えることにしました。
パンタグラフは4基載せるのですが、スペースがギリギリになってしまうので碍子や高圧ケーブルはすべて省略しました。

客車はさすがに似てる物がなかったのでプラ板から原形を組み立てます。

築部とゆがみを処理した後、細切れにしたプラ板で屋根のビード貼り。2度とやりたくないです(半ギレ)

原形ができ上ったところで急ぎ足で複製。
スカートパーツは機関車と客車の両方で取れるように型配置しました。

制御客車は客車と機関車のニコイチ。
機関車とは若干形状が違うようなのでスカートの取り付け部分やオデコの形状を変えてます。バッファーの形状も実車に準じた形状に変更。

制御客車側はのせかえシャーシ対応にしました。
屋根が高い分スイッチ操作をしやすくするためプラ板で一段屋根を下げます。

数を揃えてクレンザーで洗浄。
下地処理をしたら一気に塗装します。

スカートとパンタグラフは複製に失敗した客車に両面テープで仮止めして塗装します。

塗装が終わった全車。
この後ステッカーを貼って完成です。











